大人の発達障害

アスペルガー夫

はじめに

大人の発達障害と言う言葉は、近年使われるようになってきました。芸能人も発達障害であることを公表している人もいるので、聞いたことがある人も多いと思います。

しかし、大人の発達障害はどのような症状で、どんな種類があって、発達障害の人の気持ちや発達障害の人と関わる家族や近くで接する人が感じていることなど、詳しく理解している人は少ないと思っています。

この人変わっているな?とか何度言ってもできない。など、その人と関わる人は違和感を感じているものの、そういう人っと言う括りで見ているが多いと思います。

家族が発達障害

息子はADHDの症状があり、注意欠如や多動(おしゃべり)、忘れ物が多い、一度に複数のことができない。と言うのが主な症状です。

夫は、アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)です。夫の場合はコミュニケーション能力が低いこと、共感性の欠如、想像力の欠如、こだわりが強い、急な予定変更はパニックになる、一度に複数のことができない、段取り能力の欠如、興味のあることしか反応しない。などの症状があります。

他人には、なかなか理解をされにくいですが‥発達障害が家族にいると言うことは、皆さんの想像よりも大変な場面が多くあります。

発達障害なのだと理解はしていても、家族としている上で、困ることや理解されない悲しさやもどかしさ、やるせない気持ちにはなるのも事実です。

発達障害だと気づいたきっかけ

息子が小3の時に担任の先生から「最近、落ち着きがないですが何かありましたか?」っと別の要件で電話をしている時に言われました。小3になった頃から、癇癪が増え、忘れ物が多くなり、そして授業中や静かにしないといけない場面でおしゃべりが止まらない。っと言う幾つかの症状が気になっていました。

そこで、ネットなどで色々調べた結果、ADHDの症状に類似していることに気づきました。私自身も、発達障害と言う言葉は知っていたものの、どんな種類があって、どのような症状なのか、ほぼ無知でした。

発達障害について調べていく内に、色々な種類の発達障害があり、その主な症状も知るようになりました。

その時に、夫は「アスペルガー症候群」なのではないかと思いました。

はっきりと診断を受けてはいませんが、発達障害の症状なのだと分かりました。

夫がアスペルガー症候群と分かってから

夫とは意思の疎通がうまくできなかったり、話が噛み合わなかったり、話が通じなく、話し合いがうまくできないことに以前から、悩んでいました。

この症状のおかげで、心ない言葉も何度も言われました。

抜け出せないもどかしい、悔しい気持ちをずっと抱えていました。

そう言う性格なのだと思っていましたが、発達障害の症状だからどうすることも出来ないのだと理解をしました。

理解はしましたが、今まで言われたきた言葉をを許してあげようとは思いませんでしたが‥夫の特性なのだとは分かりました。

それからは、その特性をわかった上で、対応を変えるようにしました。しかし、家族なのでいつもいつも気を使って話をしたり、接しているわけではないので、言い方などを気をつけているつもりでも理解されず、揉めることもありました。

まとめ

発達障害の特性を持った人が家族にいると、その周りの家族の対応は大変です。

まずは、発達障害とはどんな種類があって、どんな特徴があり、どのように接するのが良いのか、気をつけることなどを知ることからです。

知ることで、言動について少しずつ理解できるようになります。

しかし、理解しているつもりでも、心無い言葉に傷つきます。いつも気を使って、配慮して接することは毎日の日常生活の中では、難しいことも多いです。

だから、私は夫がアスペルガー症候群だと理解してくれている友達へ話を聞いてもらいます。そして、共感してもらい、スッキリするのです。

根本的な解決にはなりませんが、信頼できる友達に話を聞いてもらい、モヤモヤを解消することです。

問題解決ができればいいですが‥なかなか、解決まではできないと思います。

そんなあなたを理解してくれる人を見つけましょう。

あなたの味方になってくれる人を見つけましょう。

同じようなことで悩んでいる仲間はいます。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。

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